「神秘の鯛」の理由3

「神秘の鯛」の理由

天津小湊は、日蓮聖人ご誕生の地。この鯛の浦の鯛は日蓮聖人がご誕生した際に起こった不思議なでき事の一つ。鎌倉時代から村人はずっと鯛を「日蓮聖人の化身」と神聖し守ってきました。深海でしか見れない鯛謎多き不思議な鯛数々の困難を通りながらも住み続けている「神秘の鯛」鎌倉時代から続く不思議な出来事をあなたの目でご覧ください。きっと不思議な体験に驚く事でしょう。

  • 神秘の鯛と日蓮聖人

    1.神秘の鯛と日蓮聖人

  • 神秘の鯛と漁民との関わり

    2.神秘の鯛と漁民との関わり

  • 神秘の鯛は特別天然記念物

    3.神秘の鯛は特別天然記念物

「神秘の鯛」の理由
神秘の鯛は天然記念物
神秘の鯛

日本で特別天然記念物(魚類)は「鯛の浦の鯛」だけ、学術的にも大変貴重なマダイです。近海に生息しているだけでなく、餌をまくと水面に現れるのは大変珍しく世界的に見てもマダイがこのような行動するのは鯛の浦の鯛だけでしょう。また水温や波の状況により、マダイが現れない時もあります。それは、囲みのある生簀ではなく大海原と繋がっている海に生息しているからです。だからこそ、餌をまくだけで大海原でまるで生簀を見ているような錯覚さえする驚きの光景は見る人に大自然の不思議さを感じさせてくれる事でしょう。いつでも見れる事が出来ない鯛だからこそ人は感動をするのでしょう。

 内浦湾内、誕生寺前の渡船場から東南方へ船で五分ぐらいの海域で、伊貝島 弁天島などの近辺に多数のタイが群生するので、このあたりを「妙の浦」と呼んでいる。
 ここに集まるタイ類は、大部分がマダイで、ほかにクロダイ、メジナ、イスズミなどが混じっている。マダイは、深さ三〇〜一五〇メートルぐらいの海中に生息し、普通はその中層あたりを泳いでいるて定着性の近海魚である。しかし鯛の浦は、一〇〜三〇メートルの浅瀬でしかも限られた狭い海域に生息し、人間の投与する餌(魚の切身など)をよく食べるのは、ほかに見られない現象である。
 日蓮聖人が誕生した古来殺生禁断の聖地であり観光船の船ばたをたたくと海底から姿を浮上させあらそって餌をもとめるのは不思議なことといわれている。

鯛の浦の鯛が不思議な理由

通常の鯛は、定着性の深海魚です。水深約30mから、150mまでの、海底が岩や砂利のところにすんでおり水温8度以下の海にはすんでいません。また、マダイは深海性の魚で小回遊の習性があり、群れをなさないといわれています。
通常の鯛と違い、鯛の浦の鯛は年中、一定海中に群れをなしてすんでいます。鯛の浦の鯛が年間を通じて船べりをたたく音を聞くと水面近く群れをなして出現し、与えられた餌を食べるという事は、非常に珍しいことなのです。鯛の浦の現象は、科学的には完全に解明されていません。その習性が珍しいので、「鯛の浦のタイ生息地」として指定を受け保護されているのです。日本でこのような習性を持つ鯛が鯛の浦だけに生息しているのは、鯛の浦周辺に住む人々の遠い昔から続いてきた信仰の歴史と、素朴な鯛保護の精神が生きているからなのです。

文化財保護法第109条第2項の規定により、天然記念物のうち、世界的に又は国家的に価値が特に高いもの、として特別に指定されたものを特別天然記念物という。